高齢犬の元気と健康のために
「高齢犬と楽しく過ごす方法 4」


7.意欲の変化
■高齢犬のやる気度チェック

□他の犬や猫などに、あまり興味を示さなくなった
□喜んで遊ぶが、すぐに飽きてしまう
□遊びに誘ってもあまり嬉しそうじゃない/むしろ迷惑そう
□来客にもあまり反応しなくなった
□家族の出迎えをしなくなった
□喜怒哀楽が少なくなった

高齢犬になると興味を示す対象が減ってくると共に、興味の示し方も弱くなってきます。  
このような変化は、脳の機能低下によって起こるものですが、それだけではありません。  
目(視力)や耳(聴力)の衰えによって刺激に対する感度が低下すると、まだ、脳の機能は低下していなくても、興味や意欲が減ったようにみえます。
筋肉や心臓の衰えから、疲れやすくなっていたり動くのを避けている場合もあります。
動物病院で体のチェックをして、もし、問題が見つかったらその治療を優先するようにしましょう。

[対策]
興味を示すことが少なくなったからと、そのままにしないでください。  
今までよりも大げさに相手をしたり大きな声で呼んだり、刺激を大きくしてみましょう。  

また、まだ反応がよいもの(おやつ、おもちゃ、犬のお友達、散歩、など)を使って、人の方から積極的にアプローチしてみましょう。  
適度な刺激は、犬の意欲や興味を呼び起こします。


8.睡眠の変化

■老化度チェック

□寝起きが悪くなった  
□軽い刺激ではなかなか起きなくなった  
□起こしてもまた寝ようとする  
□雷や大きな音がしても目を覚まさない
  /目を覚ましても、すぐにまた寝てしまう  
□自分の寝床より、家族のそばで寝たがるようになる  
□昼間によく寝て、夜あまり寝ない  
□睡眠時間が昼夜が逆転し、夜起き続けて、徘徊したり、鳴き続けたりする

認知症の兆候

認知症 → こちらのコラムを参照してください。

歳をとってくると、若いときと比べて動くことも少なくなり、休んだり横になっている時間が増えます。  
視力や聴力の衰えなどから、周囲の出来事への関心も示さなくなっていきます。  
おのずと寝る時間も増え、「食事と散歩以外は一日中寝ている」と言われるようになっていきます。
多くの場合は、加齢から来るものですが、最初からそうと決めてかからず、動物病院で定期的に診察を受けるようにしてください。

[対策]
高齢になると、若いときと比べて睡眠時間を多く必要とします。  
静かな場所が落ち着く子もいれば、人の近くが好きな子もいます。
わんちゃんが落ち着いて眠れる環境を整えてあげましょう。  
体力の衰えから寝る時間が増えているわんちゃんには、無理をさせないように、その子のペースで過ごさせてあげましょう。  

まだ、体力はそれほど衰えていないわんちゃんの中には、刺激がないので横になって目をつぶっている子もいます。  
そのようなわんちゃんには、おもちゃやお散歩などで、気分転換と適度な活動の機会を与えてみましょう。


次回は、高齢犬の反抗と歯について



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