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ペットの基礎知識 特別篇
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犬 |
猫 |
雑食動物 |
肉食動物 |
1日に1〜3回の食事 |
1日に12〜20回の食事 |
日中に食事する |
日夜を通して食事する |
一度に大量に食べる |
1回の量は少なめ |
食事を温めると、においの成分が立ちやすくなります。
ドライフードにはお湯をかけて、ウェットフードは電子レンジで温めるのが一般的な方法です。
ドライフードを電子レンジで温める方法も有りです。
これを好む子も結構います。
37〜39度くらいに温めるのがちょうどいいでしょう。
食事に含まれる脂肪が、空気に触れて酸化すると、酸化臭が発生します。
それがわずかな量でも、嗜好性を低下させることがあります。
食事に触れる空気の量を少なくしましょう。
◎ドライフード
・数日分を別の容器に取り分け、フード本体の開け閉めをできるだけ少なくしましょう。
その時、中の空気をできるだけ抜くとさらに効果的です。
・割高になりますが、数日で食べきる大きさの製品を利用するのもいい方法です。
◎ウェットフード
・缶フードの場合、残った分をそのまま保存するとわずかですが金属臭が移ることがあり、それを嫌う犬や猫もいます。
残った分をタッパーやガラス容器に移しておくと、におい移りを防げます。
食事の場所、トイレ、お気に入りの場所の位置を見直してみましょう。
ストレスなく過ごすには、それぞれ最低50cmの距離が必要だといわれています。
特に猫の場合、食事場所とトイレが近いと嗜好性が低下することがわかっています。
食器の素材や形、置く位置が嗜好性に影響している場合もあります。
「食べにくい」、それだけで食べる意欲をそがれてしまう犬や猫もいます。
◎食器の形状
・勢いよく食べてもひっくり返らない形状
底が末広がりになっている形はひっくり返りにくい形です。
・滑りにくい
ウェットフードなど、舌で舐め摂る食事の場合、食器が軽いと押されて動いてしまいます。
ある程度の重さがあるもの、底に滑り止めが付いているものがお勧めです。
・顔の形にあった深さ
口もとの長い犬種は、底の深い食器が食べやすく、
猫や口もとの短い犬種は、口が大きく底の浅い食器が食べやすいです。◎食器の材質
ペットフードは油分を含んでいるものが多いため、常に清潔で匂いがつかないような材質のものがお勧めです。
ステンレスや陶器などが洗いやすく傷もつきにくいため、よく使われています。
多くはありませんが、食器による接触性アレルギーが疑われることがあります。
口の周りだけにかゆみや赤みが見られる場合には、食器の材質を検討する必要があります。
陶器や耐熱ガラスの食器ならば接触性アレルギーはおこりません。◎食器の位置
犬や猫の体格に合わせて、食器を置く高さを考えてあげることも大切です。
食事中の快適さが向上すると、それと共に嗜好性もアップします。
特に大型犬では試してみる価値有りです。