今回のペットの基礎知識は「先生に質問BBS」過去の質問より、お届けします。

ご参考にして下さいね。

「猫の放射線被曝」


〜猫の放射線被曝〜

■「お散歩が心配。。。」

はじめまして、宜しくおねがいします。

2歳の三毛猫をかってます。

散歩が大好きでリードをつけて朝と夕方庭のまわりを散歩します。

外が大好きでデッキにリードをつけて屋外につないだままにすることもあります(もちろん人間が室内から監視できる場所です) 私は原発から100キロぐらい 0.28マイクロシーベルト/時の地域です。

地面のほうが放射線濃度がたかいということを最近になって知り 散歩はとてもまずい行為だったと反省してます。

今後は外に出さないようにしなければいけないと思ってます。

外にでたがっても1週間程我慢させれば、そのうち外の世界を忘れてくれるでしょうか?

外を我慢させるいい方法がありますでしょうか?

また、もうすでにある程度の線量を被曝しているので、薬や食べ物など、なにか有効なものはありますか?

猫も人間と同じで 癌になりやすくなるのでしょうか?


●高崎先生の回答
こんにちは。

まず、散歩について。

散歩をどの程度の期間であきらめてくれるかは、個体差があるので何とも言えません。

散歩をどれくらい楽しみにしていたかで変わってくると思います。

実際にやってみないと分かりません。

次に放射線について。 個人的には、この程度の放射線量は全く心配ないと考えています。

0.28マイクロシーベルトが1年間続いたとすると、1年間で約0.24ミリシーベルトになります。

10倍の2.8マイクロシーベルトが1年間続いても、2.45ミリシーベルトです。

この数字は医学的に影響がないとされる100ミリシーベルトよりずっと少ない量ですので、健康に影響を与える数字ではないと考えられます。

ガンの発生に影響が出始めるのは500ミリシーベルトを越えてから、という説もあります。

ちなみに、イランのラムサール(ラムサール条約で有名)では屋内線量最大値は200ミリシーベルトを超えてくるところもありますが、それでもガンになる確率に有意な差があるわけではありません。

日本にもラドン温泉やラジウム温泉もありますよね。

ある程度の放射線は逆に健康に良いとの研究もあります。
●ご質問者の方のお返事
回答ありがとうございます。

医学的にきちんと根拠:裏づけデータがあるのが 1年100ミリシーベルト

原子力安全委員会がいう限度量は年1ミリシーベルト (20までひきあげられましたが)

私は年1ミりシーベルトを安全とみて生活しています。

3月4月がとても高い数値だったので食べ物や水など気をつければ、年1ミリシーベルト といったところです。

それほど神経質になる必要はないようですが、 猫は体も小さいので人間の赤ちゃんと同じレベルで考えようと思います。

猫の散歩も雨の日だけは絶対ださないなど、決まりを決めて少しずつ外にいる時間を減らすようにしていこうと思います。

ありがとうございました。


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